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特別養護老人ホームとは?老健との違いやメリットデメリットをご紹介

自宅での介護が難しくなった際、特別養護老人ホームへの入居を検討される方は多くいらっしゃいます。


「民間の老人ホームとの違いや費用は?」
「特別養護老人ホームに入居条件はあるの?」
「介護老人保健施設との違いはなに?」


この記事では、特別養護老人ホームについて上記のような疑問を解決します。
入居の条件や費用の相場、メリット・デメリット、選ぶ際のポイントをまとめて解説するので、この記事を読めば特別養護老人ホームが皆さんのご家族に合っているかの判断できるでしょう。ぜひ最後まで読んでくださいね。

終活のコレカラ 社会福祉主事

監修猪野 秀幸(いの ひでゆき)

介護業界に飛び込み約13年間。 これまでデイサービスと有料老人ホームの介護スタッフと管理者、そして入居相談員の仕事に従事してまいりました。これまでの経験を活かしてお客様の大切なドラマに合わせたサービスのご提案を丁寧にワンストップでスピーディーにご提案をさせていただきます。

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特別養護老人ホームとは

特別養護老人ホームとは、介護保険サービスが利用できる介護保険施設の1つです。介護保険制度上では「介護老人福祉施設」と呼び、社会福祉法人や地方自治体などの公的機関によって運営されています。
常時介護を必要とする方のための生活施設として、食事や入浴、排せつなどの日常生活全般の介護を24時間体制で提供しています。

介護老人保健施設との違い

特別養護老人ホームと混同しやすい施設に「介護老人保健施設(老健)」があります。こちらも介護保険施設の1つですが、その役割は異なります。
特別養護老人ホームはある程度要介護度が高い方の日常的な支援を目的としているのに対し、介護老人保健施設は要介護者が在宅復帰するための医療ケアやリハビリに重点を置いています。
また、入居条件や入居期間もそれぞれ違いがあります。特別養護老人ホームは原則要介護3〜5の方で終身まで入居可能であるのに対し、介護老人保健施設は要介護1〜5の方まで受け入れ可能ではありますが、入居可能期間は原則3ヶ月となっています。
特別養護老人ホームは終身まで介護支援が受けられゆっくり生活するための施設、介護老人保健施設はリハビリのために一時的に入居する施設と考えるとよいでしょう。

特別養護老人ホームに入居するための条件

特別養護老人ホームには入居するための条件があります。具体的な入居条件は、原則65歳以上で介護保険の要介護認定が要介護3以上の方です。ただし、40~64歳の方でも特定疾病があり要介護3以上の方や、要介護1~2であっても病気や障害又は家庭環境などで日常生活に支障をきたす特別な事情がある場合には、入居可能な場合もあります。
また上記の条件を満たしていても、施設に入居するまでには時間がかかることもあります。特別養護老人ホームへの入居を希望する人は多く、待機者の中から毎月行われる入所判定委員会によって入居者を決定しているためです。入居の順番は申込み順ではなく、要介護度や認知症の有無、介護できる人の有無などの観点からより緊急性の高い人が優先されています。

特別養護老人ホームの費用相場

特別養護老人ホームの月額費用の相場は5〜15万円程度です。一般的な民間施設の場合、月額費用相場は15〜20万円程度となるため、比較的安いといえます。さらに、特別養護老人ホームでは入居一時金などの初期費用もかかりません。
月額費用は、所得や要介護度、居室タイプなどの細かな条件によっても変わってきます。介護保険の負担割合は、入居者の世帯の人数や所得によって1割・2割・3割から決まるためです。また、要介護度が重く手厚い介護が必要な場合や、多床室ではなく完全個室を希望する場合はその分費用が高くなります。

特別養護老人ホームを選ぶメリット

特別養護老人ホームを選ぶメリットはどのようなものがあるでしょうか。主なメリットを3つご紹介します。

費用が安い

特別養護老人ホームは、公的施設のため、民間老人ホームと比べて費用が安いというメリットがあります。入居一時金も不要なため、入居時の負担も抑えることができます。
さらに「負担限度額認定」や「利用者負担軽減制度」など、費用を軽減するためのいくつかの公的制度の利用も可能です。

終末期まで介護してもらえる

入所期間に期限がないため、終末期まで介護してもらえるのも大きなメリットです。体調の悪化により施設への入居を続けることが困難にならない限り、施設側に退去を迫られることがありません。最後の看取りまで対応してくれるのは、本人や家族にとっても安心材料となるでしょう。

介護体制が24時間整っている

特別養護老人ホームでは、介護スタッフが常駐し、24時間介護体制が整っています。日中だけではなく夜間の巡回や排せつ介助などのケアを受けられるため、安心して利用できるのがメリットです。

特別養護老人ホームを選ぶデメリット

特別養護老人ホームにはメリットがある一方で、もちろんデメリットも存在します。主なデメリットは以下の2つです。

入居までに時間がかかる場合がある

特別養護老人ホームには待機期間があり、希望してすぐに入居できるわけではありません。前述したように費用が安いなどの理由から入居を希望する人が多く、地域・施設によっては入居までに数カ月から1年以上かかってしまうこともあるのです。
ただし、入居者は緊急性の高い人から優先的に選ばれるため、人によってはすぐに入居が決まる場合もあります。

病院と比べると医療体制が盤石ではない

特別養護老人ホームは医師の常駐が義務付けられていません。そのため、医師が常駐している施設は稀で、定期的に訪問する程度であることも多いです。また、看護師の夜間の常駐も義務付けられているわけではありません。夜間のたん吸引などの特別な医療処置が必要となる場合、施設によっては受け入れられないこともあります。

特別養護老人ホームの種類3つ

特別養護老人ホームには、広域型、地域密着型、地域サポート型の3つの種類があります。それぞれどのような特徴があるのか、それぞれ解説していきます。

広域型

定員が30人以上で、最も数が多く、一般的なタイプの特別養護老人ホームです。入居者の居住地域に制限がなく、誰でも申込みができます。自分の住んでいる地域の施設で空きがなかった場合でも、広域型であれば他県から申込みすることが可能です。

地域密着型

定員が29人以下の施設で、原則として施設がある市区町村に住んでる人のみ申込みが可能です。さらに、地域密着型は本体施設が別にある「サテライト型」と単独で運営する「単独型」の2つに分けられます。少人数体制でより地域や家族との結びつきを重視した施設です。

地域サポート型

在宅介護を受けている人に対して、24時間・年中無休で見守りや援助を提供する特別養護老人ホームです。生活援助員による日中の巡回訪問や夜間の看護師相談、緊急時の対応などを行います。3つのタイプの中では最も施設数が少ないのが現状です。

特別養護老人ホームを選ぶ際のポイント

最後に、特別養護老人ホームを選ぶ際のポイントをご紹介します。

自宅から近い位置にあるか

施設が自宅から近い距離にあれば、何かあった際にもすぐに駆けつけることができます。また、家族が日常的に会いに行ける距離であれば、施設に入居する方も安心できるでしょう。

介護や医療体制が充実しているか

一口に特別養護老人ホームと言っても、施設によって介護や医療体制の充実具合は異なります。医療ケアが必要な方の場合は、医師が常駐しているか、日中だけでなく夜間も看護師がいるかといった点も施設を決める際の大事なポイントになります。

設備の環境が整っているか

生活しやすい設備が整っているかも重要なポイントです。以前までは特別養護老人ホームは民間の施設と比べ、建物や設備が古臭い印象がありました。しかし現在では、新しい設備が充実した施設も多く存在します。気になる施設があれば実際に見学に行って雰囲気を確認してみると良いでしょう。

看取りに対応しているか

特別養護老人ホームは看取りに対応している施設が大半ですが、中には看取りに対応していない施設もあるので注意しなければいけません。希望する施設が看取りに対応しているか、申込む前に確認しておきましょう。

まとめ

この記事では特別養護老人ホームについて費用の相場やメリット・デメリットなどを解説しました。特別養護老人ホームとは、介護が必要な高齢者の方が日常生活を送れるよう24時間体制で介護サービスを提供する施設です。入居には年齢や要介護度などのいくつかの条件を満たす必要がありますが、公的施設のため各種制度なども活用すれば費用をかなり安く抑えられます。何よりも最後の看取りまで対応してくれる施設が多いので、本人も家族も安心して入居を決められる点がメリットです。興味を持たれた方は、ぜひお近くの施設を調べてみてはいかがでしょうか。

終活のコレカラ 社会福祉主事

監修猪野 秀幸(いの ひでゆき)

介護業界に飛び込み約13年間。 これまでデイサービスと有料老人ホームの介護スタッフと管理者、そして入居相談員の仕事に従事してまいりました。これまでの経験を活かしてお客様の大切なドラマに合わせたサービスのご提案を丁寧にワンストップでスピーディーにご提案をさせていただきます。

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