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健康型有料老人ホームとは?特徴や費用について解説

高齢者と呼ばれる世代になってからも20年、30年と日常生活を送ることを考えた時、多くの人は老人ホームへの入居を選択肢のひとつとします。
老人ホームも多種多様化しており、自分に合った老人ホームはどれなのか悩む人もいると思います。
この記事では、「健康型」と呼ばれる老人ホームについて取り上げ、詳しく解説していきます。

終活のコレカラ 社会福祉主事

監修猪野 秀幸(いの ひでゆき)

介護業界に飛び込み約13年間。 これまでデイサービスと有料老人ホームの介護スタッフと管理者、そして入居相談員の仕事に従事してまいりました。これまでの経験を活かしてお客様の大切なドラマに合わせたサービスのご提案を丁寧にワンストップでスピーディーにご提案をさせていただきます。

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健康型有料老人ホームとは

老人福祉法では、老人を入居させ、以下の4つのサービスのうちいずれかを提供する施設を有料老人ホームとしています。
①食事の提供
②介護(入浴、排泄、食事)の提供
③洗濯、食事等の家事の供与
④健康管理
健康型有料老人ホームは、「介護付」「住宅型」「健康型」の3つに分類される有料老人ホームの中のひとつです。自立した高齢者向けの施設で、次のような特徴があります。
・食事の提供や室内の清掃などの生活支援サービスがあり、家事の負担は大幅に減らすことができる。
・安否確認や緊急時の対応など、見守りサービスが充実している。
・レストランや浴場、カラオケルーム、図書館、フィットネスジムなどの娯楽設備がある。
・費用が高額であることが多い。
・他の2つの有料老人ホームとは異なり、介護サービスを受けることはできない。
・要介護の状態になった場合は、契約を解除し退去する必要がある。
老後の資金に余裕があり、身体が元気なうちはアクティブに生活したいと考える高齢者向けの施設といった位置付けになります。
厚生労働省の発表によると、平成25年度の時点で、有料老人ホームの施設数は全国で8,424件となっていますが、健康型はわずか16件しかなく、1%にも満たない数字となっています。

健康型有料老人ホームの入居までの流れ

健康型有料老人ホームの入居までの流れについて説明します。

施設の比較

健康型の施設数は極端に少ないため、希望する地域にはないこともあるでしょう。まずはインターネットなどを利用して、どこに健康型の老人ホームがあるのか、サービス内容や居室の広さ、備わっている設備などを確認します。口コミなどを参考にするのも良いでしょう。おおよその入居費用を確認し、気になった老人ホームがあれば資料請求します。

見学・ショートステイ

入居したい候補が見つかったら見学に出向いて、実際の施設の様子を肌で感じましょう。交通の便や希望する立地条件かどうかの確認を行うと共に、すでに入居している人の様子やスタッフの対応なども入居を決める参考になります。ショートステイを利用し実際の暮らしを体験できればなお良いでしょう。
複数の施設を見学したほうが比較検討しやすくなります。

申し込み・審査

入居先を決定したら申し込みを行います。正式な契約に際して必要な書類などを確認し準備します。施設の担当者との面談を経て、要介護度や健康状態、身元保証人の有無などをふまえた経済状況の審査が行われます。

契約・入居

審査を通過し、契約を締結すれば入居となります。入居日を決め、引っ越しの準備をします。 施設によっては持ち込めない物もありますので、知らずに運び込んでしまわないよう確認しておきましょう。また、健康型有料老人ホームは要介護となれば退去しなければならないため、退去に関する条件等の確認も忘れずに行いましょう。

健康型有料有料老人ホームに入居するための条件

入居するための条件としては、一般的には以下の基準となっています。
・60歳以上
・要介護認定を受けていない
・認知症を発症していない
・入居費用の支払い能力がある

健康型有料老人ホームの費用相場

費用については、「初期費用(入居金)」と「月額利用料」の2つに分けて考えます。

初期費用(入居金)

健康型有料老人ホームの初期費用は、0円~1億円となります。
初期費用のほとんどは毎月の家賃に割り当てられる「前払い金」となっており、初期費用が安ければ月々の家賃は高くなり、初期費用が高額であれば月々の家賃は安くなる傾向があります。
初期費用は契約で定められた期間を通じて償却されることになります。初期費用がすべて償却される前に退去することになった場合、残りの初期費用については返還される仕組みになっています。

月額利用料

健康型有料老人ホームの月額利用料は、15万円~40万円が一般的な金額となります。
月額利用料の内訳は以下のようになります。
・家賃
・管理費
・共益費
・水道光熱費
・食費
初期費用の金額や施設のある地域(都心か地方か)、設備の充実度などによって月額利用料に差が出ることになります。

健康型有料老人ホームのメリット

健康型有料老人ホームのメリットについて紹介していきます。

家事の負担が減る

健康型有料老人ホームでは、食事の準備のほか、居室の掃除や衣類、寝具などの洗濯もスタッフに任せることができます。
若い頃は当たり前のように行なっていた家事も、歳を取るにつれて面倒になったり、身体への負担が大きくなったりします。
日常的な家事はスタッフにお願いし、お菓子作りなどがしたい時は、居室のキッチンで作るといった生活を送ることができます。

活動的な日常が送れる

自立した高齢者を入居対象としているため、施設によって様ざまな設備を備えています。
具体的には以下のような設備があります。
・スポーツジム
・図書室
・大浴場
・カラオケルーム
・美容室
設備の内容は施設によって異なりますので、自分に合った設備のある施設を選ぶと良いでしょう。ほかにもイベントやレクリエーションが企画されたり、同じ趣味を持つ人同士のサークル活動が行われていたりと、アクティブに過ごせる要素が多くあります。

独居老人の不安がなくなる

一人暮らしをしている高齢者のことを独居老人と呼びます。超高齢社会の日本では、独居老人の数は増加の一途をたどっており、内閣府の調査では、2015年に625万人だった独居老人の数は2040年には896万人まで増加すると予測されています。
独居老人の抱える問題として、「生活意欲の低下」「消費者トラブル」「孤独死」「認知症の進行」などが挙げられます。これらの問題により、本人のみならず家族にとっても常に不安と隣り合わせの状態が続きます。
施設に入居することで安否確認、生活支援のサービスを受けることができますので、これらの問題を解決することができます。

健康型有料老人ホームのデメリット

メリットがある一方、以下のようなデメリットがあります。

終身での利用ができない

自立した、介護の必要のない高齢者を対象とした施設のため、入居生活を送っていく中で認知症を発症したり、介護度が高くなると退去しなければなりません。
「介護付きの老人ホームに移る」などの最終的な居住プランを立てておく必要があります。

費用が高額となる

ほかの老人ホームと比べると費用は高額になる傾向があります。居室の広さや豪華な設備などに費用が掛かることに加え、外部サービスを利用すればさらに費用は高額となります。
入居契約の前に、自身の資産状況をしっかりと把握しておく必要があります。

施設数が少ない

「介護付」や「住宅型」の有料老人ホームと比べると「健康型」の施設数は圧倒的に少なく、全体の1%未満となってしまいます。
希望する地域に施設がなかったり、あったとしても費用が非常に高額なため入居をあきらめるケースもあります。

健康型有料老人ホームを選ぶ際のポイント

健康型有料老人ホームを選ぶ際には、先に紹介したメリット・デメリットを踏まえると共に、次の2つのポイントについてもおさえておきましょう。

運営企業の健全性

健康型有料老人ホームは、民間の企業により運営されています。せっかく入居しても、経営状況の悪化で倒産してしまうと、住む場所を失うことになります。
入居率が50%を切っているような場合は、財務諸表を確認させてもらうようにしましょう。財務諸表は運営企業のホームページのIR情報で確認できることもあります。

医療機関との連携

入居できるのは自立した高齢者であるため、医療や介護のサービスは付帯していません。とはいえ、高齢となれば医療機関を利用する確率も上がります。
安心して生活を送れるよう、近隣の医療機関との連携の有無について確認しましょう。

まとめ

健康型有料老人ホームは、自立した高齢者を対象とした施設で、広い居室や豪華な設備、レクリエーションなどが提供されています。
アクティブな生活が送れる一方、医療や介護のサービスはなく、要介護状態になれば退去しなければなりません。
費用も高額となる場合が多いため、健康で経済的余裕がある高齢者向けの施設といえるでしょう。

終活のコレカラ 社会福祉主事

監修猪野 秀幸(いの ひでゆき)

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