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軽費老人ホームとは?安価で入居可能な人気の公的施設について解説!

終活などで老人ホームを探していると、軽費老人ホームという言葉をよく目にするようになります。
ですが、一般の有料老人ホームや他の施設との違いはあまり知られていません。

そこでこちらの記事では
軽費老人ホームとは何か
一般の老人ホームと何が違うのか
軽費老人ホームはどのような人が入居できるのか
軽費老人ホームのメリット、デメリット
について説明していきます。

施設選びのポイントについても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

終活のコレカラ 社会福祉主事

監修猪野 秀幸(いの ひでゆき)

介護業界に飛び込み約13年間。 これまでデイサービスと有料老人ホームの介護スタッフと管理者、そして入居相談員の仕事に従事してまいりました。これまでの経験を活かしてお客様の大切なドラマに合わせたサービスのご提案を丁寧にワンストップでスピーディーにご提案をさせていただきます。

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軽費老人ホームとは

軽費老人ホームとは、身寄りがない高齢者や、経済的に自立した生活を送るのが難しい60歳以上の方が、比較的安価で入居できる老人ホームのことです。
対象となるのは自立から要支援の方で、費用は収入により違いがあります。

軽費老人ホームと一般の老人ホームの違いとは?

軽費老人ホームと一般の老人ホームの違いは何でしょう。
大きく分けると、運営者、種類、費用に違いがあります。

軽費老人ホームの運営者

軽費老人ホームは老人福祉法で定められた公的施設です。
そのため、地方自治体経由で社会福祉法人などが運営しています。
対して一般の有料老人ホームの運営は民間の会社です。

施設の種類にはどんなものがあるか

一般の有料老人ホームには
グループホーム
サービス付き高齢者住宅(サ高住)
介護付き老人ホーム
住宅型老人ホーム
健康型老人ホーム
があり、入居要件も費用もそれぞれに違いがあります。

対して軽費老人ホームには
A型
B型
C型(ケアハウス)
にわかれており、地域によっては都市型があります。

費用の目安はどれくらいか

有料老人ホームは、入居一時金が0円から1億円、月額利用料が10万円台からです。
種類が豊富にあるため金額の幅が大きく、コンシェルジュが常駐しているような、かなり高額なタイプもあります。

軽費老人ホームは、A型、B型は入居一時金はなく月額が3万円台から17万円まで、C型(一般型)は入居費用が平均で30万円、月額が数万円から18万円ほどです。
C型(介護型)は介護がついているため、入居一時金が数十万円から数百万まで、月額が10万円台から20万円ほどが目安になります。

軽費老人ホームの種類

軽費老人ホームは、現在大きく分けてA型、B型、C型(ケアハウス)の3つに分けられており、将来的にC型(ケアハウス)に統一されていく途中の段階です。

そのため、A型、B型については経過的軽費老人ホームと呼ばれ、次の建て替え時にC型の基準を満たすようにするため、今は新しく作られていません。
それぞれの種類について説明していきます。

A型

経済的に自立した生活が難しい、60歳以上の方が対象です。
食事や生活サービス、緊急時の対応などもしてもらえます。
初期費用はなく、月額が6万円から17万円ほどです。

所得制限があり、要介護認定をされた場合は基本的には退去しなくてはいけません。
退去しなくても良い施設もあり、その場合には個人的に介護事業者と契約して介護サービスを受けることになります。

B型

経済的に自立した生活が難しく、自炊が可能な60歳以上の方が対象です。
食事提供はありませんが、生活サービスと緊急時の対応はしてもらえます。
初期費用はなく、月額3万円から6万円ほどです。
食事は居室に備え付けられたキッチンでの自炊でまかないます。
食事代がない分、月額費用はより安価です。
ただ、全国的に数が少なく需要も高くないため、お住まいの地域にあるのかどうか確認が必要です。

C型(ケアハウス)

C型には一般型と介護型があります。
どちらも所得制限がないのが特徴です。

一般型

一般型はA型に近い施設で、食事も生活サービスの提供もあります。
初期費用としてかかる入居一時金の目安は30万円ほどです。

介護型

介護型は文字通り介護サービスがついていて、設備や人員などの基準を満たした「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた施設です。
特定施設入居者生活介護は、要介護者の生活面や療養面でのお世話、機能訓練のことを指し、介護保険の対象になります。
食事の提供もありますので、生活サービスと介護サービスを受けながら生活でき、要介護度1以上の認定を受けている65歳以上の方が対象です。

軽費老人ホームに入居するための条件

軽費老人ホームの入居条件についてまとめておきます。

60歳以上の方(夫婦入居の場合はどちらかが60歳以上)
身寄りがない、家族の援助ができない
自立した生活に不安がある
A型、B型は所得が34万円以下
ケアハウス(介護型)については65歳以上で要介護度1以上

施設によって入居条件がより厳しい場合もあります。

軽費老人ホームのメリット

軽費老人ホームのメリットはどのようなところなのでしょうか。

軽費というだけあり、他に比べて安価でサポートが受けられる

誰しも老後資金が潤滑にあるわけではありません。できるだけ低価格でと考えるのが一般的でしょう。

個室のため、プライバシーが保たれる

居室がひとりひとりあります。(施設によっては仕切りのある準個室の場合あり)
完全な団体生活が苦手でも、ある程度プライベートな空間が確保できるのは嬉しいところです。

工夫されたレクリエーションがあり、身体機能の衰えを防げる

ただのんびりと集団で生活するわけではなく、職員さんが考えてくれるレクリエーションの種類も豊富にあります。
できる範囲で身体を動かして身体機能の低下を防ぐ取り組みです。

他の入居者さんと交流ができる

レクリエーションの場もありますが、お食事や雑談で交流し、孤立を防げます。
家で1人暮らしをしているとなかなか難しく、一日中誰とも話さないという方も少なくありません。

軽費老人ホームのデメリット

軽費老人ホームのデメリットについてもしっかり見ておきたいですね。

入居しやすい価格のため人気があり待機者が多く、1年以上待つ場合もある

人気のある所はほとんど待機者が居ます。いつ入居できるかわからないと予定が立てにくいため、民間の有料老人ホームを含めた複数の施設を検討する場合がほとんどです。

競争率が高い

上記同様、待機期間があることは覚悟しておいた方が良いでしょう。

所得制限がある(C型以外)

A型、B型には所得制限があります。施設数は減っていますが、所得があって入居したい場合は注意しましょう。

公的な施設なので築年数が経っている場合がある

築年数が経つと、新しい施設よりも汚れや老朽化がどうしても目立ってしまうことがあります。

軽費老人ホームの施設選びのポイントとは?

施設選びで第一に考えることは、入居を希望される本人がどのようなサービスを受けて生活をしたいかです。
身内の方がいる場合は別のご意見もあるかもしれませんし、費用面や立地などの希望もあるでしょう。

資料やサイトを見て気になる施設が出てきたら、一度は見学をおすすめします。
いくら良い施設であっても、その方に合う雰囲気かどうかは実際に行ってみないとわかりません。
何件か見学して絞り込んでいくと良いでしょう。
早く決めたくても、焦らないことが大切です。

まとめ

軽費老人ホームは一般の有料老人ホームよりも安価で入居できる公的施設で、大きくわけて3種類あり、ケアハウスに移行している途中、ということはお分かりいただけたのではないでしょうか。
特に介護型のケアハウスについては人気があり、なかなか希望の施設に入居できないことがあります。
公的な施設にこだわりがなければ、民間のサービス付き高齢者向け住宅なども含めて検討してみましょう。

終活のコレカラ 社会福祉主事

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