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​サービス付き高齢者住宅とは?他の施設との違いや、メリット・デメリットについての解説

高齢者向けの住居として、「サービス付き高齢者向け住宅」というものがあります。
高齢者が安心して暮らせることを目的として、2011年に設立されました。
バリアフリー完備の住宅で、職員による安否確認や生活相談、生活サポートなどのサービスを受けることができます。

終活のコレカラ 社会福祉主事

監修猪野 秀幸(いの ひでゆき)

介護業界に飛び込み約13年間。 これまでデイサービスと有料老人ホームの介護スタッフと管理者、そして入居相談員の仕事に従事してまいりました。これまでの経験を活かしてお客様の大切なドラマに合わせたサービスのご提案を丁寧にワンストップでスピーディーにご提案をさせていただきます。

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有料老人ホームとの違い

この「サービス付き高齢者向け住宅」と混同されやすい施設に「有料老人ホーム」がありますが、本質的に異なります。
まず大きな違いとしては、有料老人ホームは食事や介護などのサービスを提供する「施設」であるのに対し、サービス付き高齢者向け住宅は高齢者が過ごしやすいようバリアフリーに対応した「賃貸住宅」とされています。

その他受けられるサービスや生活にも違いがあるため、さらに詳しく確認していきましょう。

受けられるサービスの違い

サービス付き高齢者向け住宅は、主に自立した生活が可能な高齢者を対象としています。安否確認や生活相談は基本的なサービスとして受けることができますが、介護に関しては訪問介護やデイサービスなど、外部の介護サービスを使う必要があります。
また、必要に応じて生活支援や食事提供のサービスを受けることができる場合もあります。

一方、有料老人ホームでは、介護が必要な高齢者を主な対象と対象としているため、生活全般のサポートに加え、介護や医療行為などのサービスを提供している場合があります。

生活の自由度の違い

あくまで賃貸住宅の一種であるサービス付き高齢者向け住宅では、1日のスケジュール等が決められていることはなく、日常生活はすべて個人の自由に行うことができます。

一方で有料老人ホームでは、外出や外泊に、その都度届け出が必要であることに加え、食事やレクリエーションなど、集団生活上の時間が定められているため、サービス付き高齢者向け住宅と比較すると生活の自由度は低くなります。

契約方式の違い

サービス付き高齢者向け住宅では「建物賃貸借契約」、有料老人ホームでは、「終身利用権方式」という契約形式がそれぞれ取られます。

「建物賃貸借契約」とは、一般的にアパートなどの賃貸と同様の契約形式で、入居時に必要な初期費用は敷金や礼金のみとなります。

家賃に相当する額を毎月支払うことを約束に、賃貸物件などで生活する権利を得ることを示します。 建物賃貸借方式の大きな特徴は、居住部分と介護サービスが別々になっている点です。そのため、介護サービスが必要になった時は、別のサービス事業者と契約して利用しなければなりません。

「終身利用権方式」とは、施設に住む権利をはじめとし、その他食事や介護などのサービスを受けられる「権利を購入」する契約となります。
通常の建物賃貸借方式との違いは、入居期間が終身であることです。入居中に契約者が死亡した時点で契約終了となり、通常の建物賃貸借方式のように相続権は発生しません。


居室面積の定義の違い

サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームでは、規定されている居室の広さにも違いがあります。

サービス付き高齢者向け住宅の居室面積は、原則25平方メートル以上と定められていますが、食堂やリビングなどの共有スペースの設備が整っているという条件を満たしている場合は、18平方メートル以上でも可とされます。
なお、この基準は1人用の面積なので、夫婦2人で生活できる広さが用意されている施設もあります。

有料老人ホームでは13平方メートル以上と定められており、原則個室となります。

居室面積の面では、サービス付き高齢者向け住宅の方が広く、選択肢も多いと言えるでしょう。

サービス付き高齢者向け住宅に入居するための条件

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は、「高齢者住まい法」によって定められており、以下のどちらかを満たす必要があります。

・60歳以上
・要介護認定を受けた60歳未満の方

ただし、その他の条件として「自立した生活ができる」「認知症ではない」など、施設によって固有の条件を設定している場合があるため、事前に確認が必要です。

また同居できる人の条件も定められており、下記のとおりとなります。

・配偶者(届出はしていないが事実上の夫婦と同様の関係にあるものも含む)
・60歳以上の親族、要支援・要介護認定を受けている親族
・特別な理由により同居させる必要があると知事が認める者

入居までの流れ

それでは実際にサービス付き高齢者向け住宅に入居するまでの手順を、8つのステップで見ていきましょう。

住みたい住宅の条件を決める

まず初めに、入居後にどのような暮らしがしたいのかを基準に、条件を決めていきましょう。

具体的には
・住む地域
・最寄り駅、もしくはバス停までの距離
・家賃
・住居の広さや設備
・近隣で受けられるサービス
などを決めるとよいでしょう。

サービス付き高齢者向け住宅を探す

条件が決まれば物件探しです。各都道府県の窓口やケアマネージャーなどに直接相談する方法と、インターネットを使って探す方法があります。
自分に合った方法で、目当ての物件を探しましょう。

見学する

条件に当てはまり、住みたいサービス付き高齢者向け住宅が見つかったら、実際に現地に足を運んで見学をしてみましょう。
一般的には、住居の運営者に直接見学希望の連絡をすることになります。
実際に住居を見学することで、資料等では知ることが難しい施設の雰囲気や、周辺環境も知ることができるので、足を運んで自分の目で見ることが大切です。

仮申し込み

見学した施設が気に入り、運営方針などにも納得ができたら、仮申し込みを進めます。
施設が用意する入居申込書に記入し、提出するのが仮申し込みの主な手順となりますが、この際に身分証や健康状態の証明など、各種書類が必要になる場合もありますので、早めに準備しておくとよいでしょう。

入居審査・面談

仮申し込み後、施設による審査・面談が行われます。
この施設で安全、安心に暮らせるかどうか、月々の支払い能力があるかを確認するのと同時に、施設の運営方針サービスなどについて、認識の違いが無いかを相互に確認する意味合いもあります。
入居後の生活や健康状態などに不安がある場合には、このタイミングで正直に相談するとよいでしょう。

本契約

審査・面談が問題なく完了したら、いよいよ本契約となります。
本契約時にはまず、施設運営者から重要事項の説明を受けます。
説明内容に認識の相違や不満、疑問がなければ、契約書に押印し契約成立となります。
この際、説明を理解しないまま契約書に押印した場合でも、内容に合意したとみなされてしまうため、入居後に「話が違う」などのトラブルを避けるためにも、不明や疑問がある場合には納得できるまで、確認をするようにしましょう。

入居金の支払い

契約が成立したら、施設指定の手順で入居金を支払いとなります。
指定する期日、支払い方法に従って入居金の支払いを済ませたら、サービス付き高齢者向け住宅入居のための契約は完了となります。

引っ越し・入居

すべての手続きが完了したら、いよいよ引っ越しとなります。
引っ越しにあたって、荷造りや引っ越し業者の手配、住民票の移動など様々な手続きが必要となりますので、入居開始日に向けて計画的に進めましょう。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

ここまで、サービス付き高齢者向け住宅についてそのサービスや入居方法などを見てきましたが、改めてそのメリット・デメリットを確認しましょう。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリット としては以下の点が挙げられます。
・高齢者でも契約しやすい
・介護認定されていなくても入居できる
・様々な選択肢がある
・自由度の高い生活ができる

高齢でも賃貸と同様に入居ができるサービス付き高齢者向け住宅では、多くの選択肢から、自分の望む生活に合わせた施設を選ぶことができます。
また、有料老人ホームと違い生活の自由が維持できる点も大きなメリットとなります。

サービス付き高齢者向け住宅のデメリット

サービス付き高齢者向け住宅のデメリット としては以下の点が挙げられます。
・一般的な賃貸よりも高額となる場合がある
・生活が自由である一方、他の居住者との交流は少なくなる
・健康状態により、他の施設への移動が必要となる場合がある

サービス付き高齢者向け住宅はその選択肢が多く、生活の自由度も高い反面、ご自身での選択や判断が必要となるケースも多くあります。
それぞれのメリット、デメリットをしっかりと把握した上で、ご自身の希望に見合った施設選びを心がけましょう。

介護老人保健施設を選ぶ際のポイント

老人保健施設には様々な種類があり、自身に適した施設を選ぶことが難しい場合も多いでしょう。老人保健施設では、主に在宅復帰することを目的としていますが、どのような基準で選べばよいのか、そのポイントを確認しましょう。

在宅復帰率

まずは、その施設の在宅復帰率を確認しましょう。
在宅復帰率とは、どれだけの人が介護施設から自宅、またはそれに準じた施設に移動したかを示す割合のことです。
在宅復帰率が高い施設では、リハビリや自宅での生活に向けた訓練・サポートなどの体制が整っているといえるでしょう。
ただし、入居者の健康状態にも左右されるため、在宅復帰率のみで施設の良し悪しの判断はできないため、1つの目安として考えるとよいでしょう。

施設設備やスタッフの雰囲気

サービス付き高齢者向け住宅への入居が決まった場合、実際にその施設で生活をすることになります。
少なからず初期費用もかかるため、もし雰囲気が合わなかった場合にも用意に転居することは難しいでしょう。
パンフレットやウェブサイトの情報、そして実際に見学に行った際に、十分な設備や住環境が整っているか、スタッフの対応や乱雑な雰囲気が無いかなど、予め確認しておくとよいでしょう。

看取りの方針や状況

基本的には在宅復帰することを目的としていますが、施設によっては看取りを行っている場合があります。
その際に、施設によってその方針は大きく異なります。
それぞれの施設でどのような方針で看取りを行っているのか、また、その状況はどうなのかも重要なチェックポイントの1つです。

まとめ

この記事では、サービス付き高齢者向け住宅の基本情報から、有料老人ホームとの違い、また、そのメリット・デメリットに関して解説しました。
老後の問題や高齢化、核家族化が多く取り上げられる昨今、先々の生活に不安を抱える方も多いことかと思われます。
今回の記事を元に、サービス付き高齢者向け住宅への入居を検討することも、老後問題の解決方法の1つになるかもしれません。

終活のコレカラ 社会福祉主事

監修猪野 秀幸(いの ひでゆき)

介護業界に飛び込み約13年間。 これまでデイサービスと有料老人ホームの介護スタッフと管理者、そして入居相談員の仕事に従事してまいりました。これまでの経験を活かしてお客様の大切なドラマに合わせたサービスのご提案を丁寧にワンストップでスピーディーにご提案をさせていただきます。

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