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老人ホーム入りたくないという家族を説得するには?

自宅での介護が難しくなった場合、家族に老人ホームへ入居してもらう選択肢もあります。しかし、いざ本人に話を持ちかけても「入りたくない」と断られてしまうケースも少なくありません。本人を説得できないまま入居させてしまうと、家族間に亀裂が入ったり、施設で問題を起こしてしまったりなどのリスクも考えられます。


そこで、この記事では「老人ホームに入りたくない」と主張する家族に対してどうすれば説得できるのか、話し合いのポイントと、入居したくない理由別の解決方法をご紹介します。「家族が老人ホームに入ることになかなか同意してくれない」と困っている人は、ぜひ参考にしてください。

終活のコレカラ 社会福祉主事

監修猪野 秀幸(いの ひでゆき)

介護業界に飛び込み約13年間。 これまでデイサービスと有料老人ホームの介護スタッフと管理者、そして入居相談員の仕事に従事してまいりました。これまでの経験を活かしてお客様の大切なドラマに合わせたサービスのご提案を丁寧にワンストップでスピーディーにご提案をさせていただきます。

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まずは話し合いが大事!話し合いのポイントを解説

家族が老人ホームに入るのに積極的ではないとき、まずは話し合いをして、本人の気持ちや家族の思いを共有することが大切です。
なぜなら話し合いによって、本人がなぜ老人ホームに入りたくないのか、理由を知ることができるからです。話し合いを上手く進めるためのポイントを4つご紹介します。

本人の話をしっかりと聞く

まずは、本人の言い分をしっかり聞きましょう。

大切なのは、途中で口を出したり、本人の話を否定したりしないことです。人は自分の話を途中で遮られると、これ以上話しても無駄だと感じて、本音を話すのを諦めてしまうことがあります。具体的な理由をあまり話したがらない場合でも、相手の話をよく聞くことで、少しずつ相手の気持ちが分かってきます。

家族側の都合ばかりを主張しない

たとえ家族側が「老人ホームに入ることが最善の選択」と思っていても、家族の都合ばかりを押し付けてはいけません。

家族の都合ばかりを主張して、本人の気持ちや希望を無視してしまう。それは「自分たちの都合ばかりで自分のことを全く考えていない」と余計に頑固になってしまいます。話し合いの場では、家族の都合はなるべく主張しないようにしましょう。そして、本人のためである理由を伝えましょう。

急かさず少しずつ進めていく

すぐに結論を求めようとするのもNGです。

説得される本人の立場になって考えてみましょう。今まで住み慣れた家を離れ、知らない場所で生活することへの不安は大きいハズです。心の中では、老人ホームに入った方がいいと思っていても、いざ決心するのはなかなか難しいものです。実際に施設に見学に行ったり、本人の不安が解消できるような施設を探したりしてみましょう。本人が決心できるまで不安を少しずつ取り除いていくことが大切です。

第三者に間に入ってもらう

家族間だけでは話がまとまらない場合は、第三者を介してみるのもおすすめです。

家族間だと感情が高ぶって落ち着いて話ができない場合もあります。第三者を間に挟むことで冷静に話し合いができる可能性があります。主治医やケアマネージャーなどの専門家に協力してもらうといいでしょう。プロの視点から話ができるので、説得できる可能性も高くなります。

老人ホームに入居したくない理由と解決方法

話し合いをして、老人ホームに入居したくない理由が分かれば、それの解決方法も見えてきます。
ここでは、老人ホームに入りたくない理由別の解決方法をまとめました。あなたの家族がどのケースに当てはまるのか、確認してみましょう。

介護は家族がやるべきと思っている

昔は老人ホームのような施設はありませんでした。そのため「親の面倒は子どもが見るのが当たり前」と考えているお年寄りの方は多くいらっしゃいます。

そのような方の中には、施設へ預けられることを「子どもの責任を放棄された」「家族に見捨てられた」と考える人も少なくありません。しかし現代の日本では、高齢者を家族だけで介護するのは、困難な状況も増えています。家族だけでの介護では限界があることを伝え、設備の整った環境でプロに看てもらう方が本人にとっても安心・安全であることを理解してもらいましょう。大切なことは、本人のことを一番に考えた結果、これが最善の選択であるときちんと伝えることです。

住み慣れた自宅を離れたくない

「今住んでいる家を離れたくない」という理由も、よくある理由の一つです。

これまで住み慣れてきた家を離れ、環境が変わってしまうことに誰でも抵抗があるもの。長く年齢を重ねた方なら、なおさらのことだと思います。この場合は、まずは本人の話を聞いて、具体的にどういったことに不安や抵抗を感じているかを聞き出してみてください。例えば「周りに知り合いがいなくなってしまうことが不安」「ペットと離れるのに抵抗がある」など、なぜ今住んでいる環境から離れたくないのか、その理由は人によって様々です。

既に知り合いが入居している施設や、ペットと一緒に入居できる施設を探すなど、具体的な悩みが分かれば、その悩みを解消できる方法が見つかる可能性もあります。悩みが複数ある場合も、本人の気持ちに寄り添って、一つひとつ不安を解消していきましょう。

介護が必要だと認めたくない

高齢の方の中には、自分は介護が必要な状況であると認めたくない人もいらっしゃいます。

周りからみて介護が必要な状況であっても、「自分はまだ1人でやれるから、家族や老人ホームの世話になる必要はない」と本人に自覚がないことも多くあります。このような場合は、今の自分の現状を客観的に理解してもらうことが必要です。ただし、頭ごなしにあれもできない、これもできないと否定すると、本人の自尊心を傷つけてしまう場合があります。あくまでも客観的に今の状況を見て、1人では不自由な点があることを理解してもらうことが大切です。

また、認知症が進行して正常な自己判断ができなくなってしまっているケースもあります。このような場合は、本人に現状を理解してもらうことが難しいかもしれません。しかし、たとえ理解してもらえなくても、本人に何も相談せずにいきなり施設に入れてしまうのはよくありません。完全には理解してもらえなくても、本人には事情をしっかり説明しておくことが必要です。

老人ホームに対して否定的なイメージがある

「老人ホームは老人ばかりで辛気臭い」「自由がない」「スタッフが冷たい」など、老人ホームに対して否定的なイメージを持っている方は少なくありません。

一昔前の暗い病院のような施設のイメージや、たまに報道される老人ホームの悪いニュースが、老人ホームによくないイメージを与えてしまっているケースです。しかし最近の老人ホームの多くは、入居者が快適に過ごせるよう、部屋全体が明るい雰囲気で造られています。

また、施設にいながらも一人ひとりの生活リズムに合わせた介護を提供する「ユニットケア」を進めている老人ホームもあります。老人ホームに対して否定的なイメージを持っている人は、そもそも最近の進化した老人ホームをよく知らない場合も多いです。そういった方には、雰囲気のよい施設のパンフレットを見せたり、実際に見学に行ったりすることで、老人ホームに対する印象を変えられることもあります。

他人の世話になりたくない

介護では、食事や着替えなどの他にも、入浴や排泄のお世話も任せることになります。

家族であれば気にならなくても、赤の他人にそこまで面倒をみられることに抵抗を感じる方は少なくありません。
しかし、介護に関して素人の家族がやるよりも、プロである介護士さんに任せた方が対応できることも多く、安心・快適に過ごせるメリットもあります。

まずは本人に「プロに任せること」のメリットを知ってもらい、家族以外の人に介護されることへの抵抗を少しずつなくしていきましょう。もし本人が興味を示すようであれば、ショートステイなどの体験入居を通して、実際のプロの介護を体験してもらうのもおすすめです。

まとめ

家族が老人ホームに入ることに同意してくれない場合は、まずは話し合いをすることで、入りたくない理由を明確にしましょう。

話し合いをする際は、本人の気持ちを尊重するスタンスで、家族の都合はなるべく控えるのがベターです。家族のみで話し合いが上手くいかない場合は、医師やケアマネージャーなどのプロを介すことで、進展する場合もあります。ついつい決断を急いでしまう気持ちも分かりますが、急かさず、本人の気持ちに寄り添って、不安や悩みを一つひとつ取り除いてあげることが大切です。家族が納得できる最善の選択を目指しましょう。

終活のコレカラ 社会福祉主事

監修猪野 秀幸(いの ひでゆき)

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