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  • 11月26日二世帯住宅で税金対策!新築する際の注意点をアップしました。
  • 11月11日11月25日 三鷹市福祉Labo どんぐり山 オープニングイベント開催。
  • 11月10日選ぶポイントやシニア向け住宅の選択肢を徹底解説!をアップしました。
  • 11月9日墓じまいの求められている背景を解説をアップしました。
  • 11月8日墓じまいのいいタイミングは?その後の選択肢も解説をアップしました。
  • 11月7日墓じまい後に散骨する方法は?流れやメリット・デメリットをアップしました。
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老人ホームへ引っ越しするときの流れやポイントについて解説

老人ホームへの引っ越しは、施設での生活をスタートさせるための大切なイベントです。この記事では、老人ホームの選定から契約までの流れと引っ越しの流れ、引っ越しの際に気をつけておきたいポイントなどについて解説します。老人ホームへの入居を控えている方や、ご家族の方は参考にしてみてください。

終活のコレカラ 社会福祉主事

監修猪野 秀幸(いの ひでゆき)

介護業界に飛び込み約13年間。 これまでデイサービスと有料老人ホームの介護スタッフと管理者、そして入居相談員の仕事に従事してまいりました。これまでの経験を活かしてお客様の大切なドラマに合わせたサービスのご提案を丁寧にワンストップでスピーディーにご提案をさせていただきます。

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老人ホーム入居までの流れ

老人ホームへ入ることを検討してから実際に入居するまでは、1〜2ヶ月程の期間を要します。その間の大まかな流れや、やらなければならないことについて説明していきます。

老人ホームの選定

本人の要介護度や趣味嗜好、予算を考慮しながら適切な老人ホームを探します。インターネットやパンフレットの情報からある程度候補が絞れたら、見学してみましょう。できれば、複数の施設を見学することをお勧めします。いくつかの施設を比較することで、新たな発見があるかもしれません。気に入った施設が見つかったら、再度見学したり体験入居をして実際の生活をイメージしてみましょう。

入居申込書の提出

入居したいと思える老人ホームが見つかったら、入居申込書を施設に提出します。入居申込書は、ケアマネージャーに依頼するか、直接施設に問い合わせて入手してください。入居申込書は、施設に対して入居希望者の基本情報を伝えたり、入居する意思を表明したりする重要な書類です。入所理由などの記入内容が入所の優先順位に関わることがあるので、必ず正確かつ詳細に記入するようにしましょう。施設によっては申込金が必要なところもあります。

健康診断の受診

施設側は、入居の可否を決めるためにも、入居希望者の健康状態を把握する必要があります。そこでの判断材料となるのが健康診断書です。基本的には施設ごとに所定の書類があるので、かかりつけ医に記入してもらいましょう。診断書の作成は健康保険の適用外です。加えて、診断書を作成するにあたって必要な検査は自費になるので、検査や書類の作成には1〜2万円の費用がかかります。

健康診断書の他に、診療情報提供書というかかりつけ医などが他の病院の医師あてに作成する書類が必要になる場合もあります。これらの書類の提出が必要かどうかは施設によって異なるので、事前に確認しておくようにしましょう。

審査

施設は提出された書類などを元に、本人の要介護度や経済状況などを踏まえて、入居希望者が受け入れ可能かどうかを判断します。審査の一環として、本人や家族との面談が行われることもよくあります。面談は入居希望者の情報を伝えるだけでなく、お互いの理解を深める良い機会になります。積極的に質問するなどして、審査までに疑問点や不安は解消しておきましょう。

身元保証人の手続き

晴れて審査が通り契約することになったら、身元保証人を立てましょう。身元保証人は身元引受人ともいいます。身元保証人は、入居者本人が月額使用料を支払えなくなったときに補填したり、病気になったときや死亡時、退去時の対応をしたりする重要な役割を担います。身元保証人については施設ごとに求める条件が異なりますが、比較的年齢の若い親族に依頼するのが好ましいとされています。

住所変更手続き

老人ホームによっては、住民票を移すように求められることもあります。特別な理由がない限り、郵便物のもらい損ねを防ぐためにも移したほうが無難かもしれません。ただし、自治体によって介護保険料や受けられるサービスが異なるので注意が必要です。住民票を移すと介護保険料が高くなってしまうといった場合は「住所地特例制度」を利用すると防ぐことができます。住民票を移すためには、現在住んでいるところの役所に「転出届」を提出し、老人ホームがある自治体の役所に「転入届」を提出する必要があります。

契約

ここまで来たらいよいよ契約です。入居後の不満をなくすためにも、重要事項説明書をよく読み、気になる点はすべて解決した上で臨むようにしましょう。契約時には印鑑、身元保証人の印鑑、戸籍謄本、住民票などが必要になります。万が一の際のトラブルを防ぐためにも、キャンセル料やクーリングオフ、原状回復費用について確認しておくと安心です。

入居費用の支払い

公的な介護施設では入居一時金を支払う必要はありませんが、有料老人ホームでは入居時に一時金を支払わなければならないところも多くあります。金額は施設によって異なるので、事前に確認しておきましょう。入居後は月額費用などを支払っていくことになるので、無理のないように資金計画を立てておくことが重要です。

引っ越しの流れ

契約を結び、老人ホームへの入居が決まったらいよいよ引っ越しとなります。受け入れ側の準備もあるので、入居が決まったからといってすぐに引っ越しというわけにはいきません。とはいえ引っ越しの準備にも時間がかかるので、直前になって慌てることのないように早めに取り組んでいきましょう。

持ち物の整理・処分

持ち物の整理や処分は、引っ越しに向けた準備になるのはもちろん、生前整理にもなるのでおすすめです。持ち物の量によってはかなりの時間がかかるため、老人ホームへの入居を考え出した段階から余裕を持って取り掛かるようにしましょう。生前整理では、預貯金や不動産などの財産を整理しておくことも大切です。

荷造り

老人ホームの居室スペースは限られています。事前に居室の寸法を測っておき、備え付けの家具や家電を把握した上で、持っていくものをまとめましょう。荷物はできる限り少なくして、必要に応じて買い足すくらいがちょうどいいかもしれません。必要な持ち物としては、衣類やタオル、歯ブラシなどの日用品、普段飲んでいる薬などが挙げられます。基本的に、火器類、刃物、貴金属類は持ち込み禁止のところがほとんどなので注意が必要です。

荷物の運搬

荷物を運ぶには、自分や家族で運ぶほかに、宅配便で荷物を送る、宅配業者に依頼するといった方法が考えられます。荷物の量や予算を踏まえながら、適切な方法を選ぶようにしましょう。

一人暮らしの場合やるべきこと

一人暮らしで家族などの協力してくれる周りの人がいないと、引っ越しの難易度は高くなります。ここでは一人暮らしの方に向けて、特にやるべきことについて解説します。

引っ越しの手配

一人だけでは引っ越しが困難な場合、さらには身の回りに頼れる人がいない場合は、プロの業者を手配するのも手です。引っ越し業者ごとに料金設定やサービスの内容は異なります。いくつかの業者に見積もりを依頼して比較検討したり、口コミを参考にしたりして、必ず信頼できる業者を手配するようにしましょう。

電気や水道などの解約手続き

引っ越しの準備をしていると、忙しさのあまり電気や水道、ガスなどのライフラインの解約手続きを忘れてしまうことがあります。基本的には1ヶ月前くらいから手続きができるので、手続きは早めに済ませてしまいましょう。

引っ越しの際に気を付けておきたいポイント

いざ老人ホームへ引っ越してみたら、荷物が入り切らなかったり、荷物が多くて窮屈な部屋になってしまったり、というのはよくある話です。快適な生活を送るためにも、なるべく荷物は最小限にするべきですが、思い入れがあってどうしても処分できないものなどに関しては、トランクルームを利用するという方法もあります。また、引っ越しには大変な労力と時間がかかります。早めの段階から余裕を持って準備に取り掛かるようにしましょう。

まとめ

老人ホームの選定から引っ越しまでの流れを解説しました。実際にイメージしてみて、意外に手順が多く期間がかかると思った方もいるのではないでしょうか?老人ホームへ引っ越す際にはこの記事を参考にして、新たな生活へ向けた第一歩を踏み出してみましょう。

終活のコレカラ 社会福祉主事

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