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高齢者は賃貸を借りにくい?保証人がいないときの対処法を解説

高齢になってくると、賃貸物件の新たな契約が難しくなると言われています。

なぜなのでしょうか。
日本は超高齢化社会へ加速しており、以前よりは高齢だけを理由に断られなくなってきました。

こちらの記事では
高齢者が賃貸物件を借りにくい理由
保証人が見つからない時の対処法
身元保証サービスの利用
高齢者が賃貸物件を選ぶ際のポイント
などについて詳しく解説していきます。

この記事をご覧になれば、高齢になってから賃貸物件を借りる際の注意点が分かるようになります。
ぜひ最後までご覧ください。

終活のコレカラ 一級ファイナンシャルプランニング技能士/終活カウンセラー

監修野中 利浩(のなか としひろ)

これから40年の間に40%へ近付くとも言われています。「人生100年時代」を幸せに暮らすために、ひとり一人に合ったご提案をして参りたいと思います。ご不安や心配ごとが解消するまで全力でサポートさせていただきます。どんな些細なことでも、まずはご相談ください。

高齢者が賃貸物件を借りにくいのはなぜ?

高齢者が賃貸物件を借りにくくなる理由としては、大きく分けて3つあります。
大家さんは物件に対して大きなリスクを避けたいので、できればリスクの少ない人に借りてもらいたいのが本音です。

反対に考えると、不安要素を取り除いていった場合、借りられる可能性も高くなります。
それぞれについて見ていきましょう。

安全面

高齢になれば、家の中での事故の可能性も高くなります。
火の不始末による火災、転倒やお風呂場で溺れてしまうなど、心配は尽きません。

体調面

病気で寝たきりになったり、突然体調を崩したり、長期入院をするかもしれません。
特に単身で様子を見に来る人もいない場合、孤独死のリスクも上がってしまいます。

金銭面

会社を退職して収入が年金のみの場合、家賃の支払いに対して不安を持たれやすいのです。
収入はなくとも、支払いに問題がないと貯金残高で示して審査に通る場合もあります。

どんな人が借りにくいのか

一般的に以下の項目に当てはまる数が多いほど、借りにくいです。

保証人がいない
同居人がいない
収入が年金のみで貯蓄も少ない
健康面に不安がある
60歳以上

※賃貸物件が借りにくくなる年齢は、おおむね60歳以上です。
 退職する年齢も少なからず関係しています。

賃貸契約に保証人が必要な理由

賃貸契約に連帯保証人や保証人が必要になる理由は、契約者が家賃を滞納した際、その分の家賃をかわりに支払ってもらえるからです。

連帯保証人は、契約者本人と連帯責任を負います。
家賃滞納のみでなく、その他のトラブルなどにも対応しなくてはなりません。
請求があったら拒否はできない為、責任は重いのです。

保証人は、家賃滞納や、破損などで未払いの場合に、その金額をかわりに支払う人です。
その他のトラブルには対応する義務がありません。

高齢者が保証人を見つけにくい理由

高齢者ほど保証人を見つけにくくなるのはなぜでしょうか。

親族がいない

保証人は親族に限定している場合もあります。
高齢で親族と疎遠になっている、そもそも親族の中に保証人を頼める人がいないパターンです。

配偶者が他界している

配偶者が他界していると、自分自身の親族のみの付き合いになり、単身で周囲と孤立している場合もあります。付き合いのない親族には当然頼みにくいものです。

保証人がいないときの対処法

保証人がいない、どうしても見つけられないときでも、絶対に物件が借りられないわけではありません。
条件がありますがいくつかの選択肢を見ていきましょう。

家賃債務保証制度を利用する

【一般財団法人高齢者住宅財団】が取り扱う家賃債務保証制度は、申し込んで条件に通れば財団が保証人の役割をしてくれます。

UR都市機構が扱う賃貸住宅を利用する

UR賃貸住宅では、高齢者向けの賃貸住宅を取り扱っています。
高齢者向け優良賃貸住宅
健康寿命サポート住宅
シルバー住宅
高齢者等向け特別設備改善住宅
URシニア賃貸住宅

地域によってある物件が異なりますので、ご希望の地域で調べてみましょう。

保証人不要の物件を探す

保証人不要としている物件は、増加傾向にあります。

ただし、身元を保証する指定のサービス会社との契約、クレジットカードの審査に通っていることが前提などの条件がついてきます。

最初にかかる費用も、保証人ありの場合よりは多くなると思っておいてください。

身元保証サービスを利用

身元保証を請け負っている会社や団体のサービスに申し込むと、連帯保証人を引き受けてもらえます。

身元保証サービスを利用するメリット

身元保証サービスは賃貸物件入居時を始め、入院時の身元引受人、プランによっては付き添いや亡くなった際の手続き全般を請け負うサービスです。

近年では終活の一環として、生前から身元保証サービスを比較検討されるようになってきています。

気をつかう必要がない

遠方に住むお子さん、疎遠になった親族、親族でなくても大丈夫なら友人に頼んでみるという方法はあります。ただ、何かあった時にお金の支払いが生じるので、頼みにくい上に断られやすいのです。

身元保証サービスであれば、遠慮して頼みにくい事はありません。

保証人がいなくならない

保証人になってもらっても、相手と連絡が取れなくなる、最悪の場合亡くなってしまうことも、頭に入れておかなければなりません。

身元保証のサービスであれば居なくなってしまう事はなく、その点でも安心出来ます。

身元保証サービスを利用する際の注意点

身元保証サービスを利用する際には、いくつか注意点もあります。
時代に合った便利なサービスなのですが、詳しいことを何も調べずに入ってしまうと、あとから「これは頼めると思っていた」と認識違いになりかねません。

しっかり検討した上で、上手に利用してください。

高額になる場合がある

ほとんどの会社や団体が、いくつかのプランを提示しています。

連帯保証人だけでなく、病院への付き添い、亡くなった際の事までも全てお任せできるようなプランの場合、金額もそれなりにかかってきます。

どこまでしてほしいのか、希望と金額で検討してください。

合わない業者も存在する

よく調べずに安易に決めた業者のサービスが、思っていたのと違う事があります。
業者を選ぶ際には、しっかりした説明をしてくれるところ、わかりやすいプランがあるところなど、よく検討してから契約するようにしましょう。

高齢者が賃貸を選ぶ時のポイント

自宅を購入していても、子供が巣立って広すぎる、管理が大変と感じて賃貸物件に移り住むパターンも増えてきています。

亡くなった後、遺族に手続きや管理の手間をかけさせたくないという思いがあるためです。

高齢になってからの賃貸物件選びでは、どのような事に注意したら良いのでしょうか。
押さえておきたいポイントを解説します。

家賃の額

自宅を売却している場合、修繕など突発的な出費はなくなりますが、医療費がかさむことも考えられます。家賃については将来的にもきちんと支払っていける額なのか、検討して決めましょう。

親族が近くにいるか

欲を言えば、親族や頼れる人が近い距離に住んでいる方が安心です。入院時や万が一の時、近くに誰も居住していない地域では、対応に手間がかかるのは簡単に想像できます。

身元保証サービスなどを利用しないのであればぜひ、身内の方と近い地域での物件選びを考えてみてください。

利便性を考える

高齢で賃貸物件に住むわけですから、出来るだけスーパーや病院などが近くにあり、日常生活を快適に送れる物件選びは必須です。

歳を重ねていくと階段や家の中の小さな段差ですら、大きな怪我につながることがあります。
利便性にプラスして、家の中の対策も考えておくと良いでしょう。

まとめ

この記事では、
高齢者が賃貸物件を借りにくい理由
保証人が見つからない時の対処法
身元保証サービスの利用
高齢者が賃貸物件を選ぶ際のポイント
について解説してきました。

高齢者だから審査に通りにくいのではなく、背景にあるのは金銭面、健康面、体調面に加え、保証人の問題もあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

借りにくい理由を減らし,示すことができたら、その分借りられる確率が高くなってきます。

近年は昔のように親戚と密な関係になく、ご近所付き合いも希薄になっているのは否定できません。
無理をせずに様々なサービスに頼るのもひとつの選択肢ですから、終活の際は、ご自身が希望するサービスがあるのか、ぜひ前もって調べてみてください。

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監修野中 利浩(のなか としひろ)

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