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実家の処分方法や事前の準備についても解説

「空き家になったままの実家を処分したい」
「介護施設に入った親の代わりに実家を処分したい」
そんな方のために、実家の処分方法について解説します。
処分するときの流れや、事前に準備しておいた方が良いこともあるので参考にしてみてください。

終活のコレカラ 一級ファイナンシャルプランニング技能士/終活カウンセラー

監修野中 利浩(のなか としひろ)

これから40年の間に40%へ近付くとも言われています。「人生100年時代」を幸せに暮らすために、ひとり一人に合ったご提案をして参りたいと思います。ご不安や心配ごとが解消するまで全力でサポートさせていただきます。どんな些細なことでも、まずはご相談ください。

実家を処分すべき理由

実家を処分する理由は様々です。
たとえば終活の一環として、子供に負担を掛けないために、前もって処分する方は多いのではないでしょうか。
また、親から相続することもあれば、介護施設に入った親の代わりに実家を処分しなければならない方もいるでしょう。

自分が苦労して手に入れた家だったり、生まれ育った実家を処分してしまうのは、とても寂しく悲しいことです。
しかし、必要のない家を持ち続けたり、空き家のまま放置してしまうのはおすすめできません。
まずは、実家を処分すべき理由について解説します。

金銭的な負担を減らすため

実家は所有しているだけでも多くのお金が掛かります。
固定資産税に火災保険料、そして修繕費も必要です。
相続したときは、相続税や登録免許税なども掛かります。

自分たちが実家に住み続けるなら問題ないです。
しかし、現在空き家になっていたり、これから空き家になりそうなら、処分することも検討しなければなりません。

老朽化で倒壊のリスクもある

家は空き家のまま放置してしまうと、老朽化が早まってしまいます。
誰かが住んでいれば問題ないですが、誰も住んでいないなら、定期的に通気や通水をしなければなりません。
適切に管理をしないと、どんどん傷んでしまうのです。
最悪の場合倒壊のリスクもあります。

実家が空き家になっていても、定期的に通って管理していれば、急速に傷んでしまうということは避けることができます。
しかし、遠方に住んでいたりすると管理は難しいです。

放火や空き巣などのリスクもある

空き家は犯罪に巻き込まれるリスクも増えてしまいます。
たとえば、人が住んでいないと、いたずらされてしまったり、空き巣に入られたり、最悪の場合、放火されてしまうこともあるのです。
人が住んでいてもこのような被害に遭う可能性はありますが、空き家の場合は、リスクが格段に上がります。
そして、人が住んでいないと発見も遅れて、被害が拡大してしまいます。

ご近所さんとトラブルになることも

実家を放置してしまうと、ご近所さんとトラブルになることもあります。
たとえば、草木が伸び放題になって、お隣さんの敷地まではみ出してしまう、なんてトラブルが起こりやすいです。
他にも、誰かから勝手にゴミを捨てられていて、悪臭が漂って迷惑をかけてしまう、なんてこともあり得ます。
普段から良好な関係を築いていれば、優しく教えてくれると思いますが、遠方に住んでいて疎遠になっているとそうもいきません。
久しぶりに実家の様子を見に行ったら、ご近所さんに怒られてしまった、なんてこともあるのです。

建物が古くなればなるほど売りづらくなる

建物は古くなればなるほど売りづらくなります。
当然、築年数が浅い方が売りやすいです。
もし迷っているなら、早めに決断した方が良いです。
建物が古すぎると売れないので、解体して更地にしてから売ることになります。
売れるうちに、早めに売ってしまうのも一つの方法です。

実家を処分する流れ

実家を売却するときの流れについて解説します。

遺言の確認

まず、実家を相続した場合は、遺言書の有無を確認しなければなりません。
故人が遺言書を作成しているなら、その内容に従って遺産分割をします。
実家の売主を確定させるためにも、遺言の確認はとても重要です。

登記簿謄本の名義変更

次に、登記簿謄本の名義を相続人に変更します。
名義変更の際は、登録免許税が掛かります。

不動産会社に査定をしてもらう

不動産会社を選ぶときは相見積もりを取って、2~3社ほどから査定してもらいましょう。
できるだけ高い価格で売却するなら、地元の不動産会社に依頼するのがおすすめです。
その地域にいないとわからない情報や、ネットワークを活かしてスムーズに売却してくれます。

不動産会社に仲介を依頼する

依頼する不動産会社が決まったら、必要書類を提出して媒介契約を結びましょう。
不動産の売買に慣れていなかったり、売却に関することを全てやってもらいたいなら、専属専任媒介契約がおすすめです。
不動産会社としては、専属専任媒介契約は売却できれば確実に仲介手数料を得られます。
頑張ってもらえて早く売れる可能性も高いです。

買主と交渉し売買契約する

買主が見つかったら交渉し、売買契約をします。
契約の手続きは、不動産会社に集まって行われることが多いです。
契約書に署名や捺印をし、買主から手付金を受け取ります。
売主であるこちらは、不動産会社に仲介手数料を支払います。

物件を引渡す

売買契約を締結したら、物件を引き渡す準備をします。
所有権移転などの手続きがあるため、引き渡しまで1か月ほど掛かることが多いです。
引き渡しのときに、売買代金の残金の決済が行われます。

確定申告をする

実家を売却して利益を得た場合は、確定申告をする必要があります。
しかし、実家の場合、築年数が古くなっているので、購入費用よりも売却額の方が大きくなるケースは少ないです。
もし売却益が発生したときは、確定申告をしましょう。

実家の処分前に必要な準備

実家の処分前にしておくべき準備についても解説します。

家族と話し合う

実家の処分する前に、一度家族と話し合ってみましょう。
そもそも実家を手放すことを家族は望んでいるのか。
もしかしたら反対する家族もいるかもしれません。
これからの人生をどうしていきたいのかという方向性について、話し合うことで目的を共有しましょう。

処分にかかる費用を確認

実家を売却するというと、お金を受け取るだけと思ってしまう方もいるかもしれません。
不動産の売却には、様々な費用が掛かります。
たとえば、不用品の処分費用や不動産会社の仲介手数料、名義変更のための登録免許税などです。
建物を解体して土地を売却する場合は、解体費用も掛かります。
状況によって変わってくるので、これらの諸費用についても確認しておきましょう。

実家を片付けて不用品を処分する

実家の処分する前に、家の中を片付けなければなりません。
物の量が少なければ自分たちで片付けることができますが、物が多い場合は業者に依頼することもあるでしょう。
不用品の処分は後回しにせず、間に合うように余裕を持って片付けていきましょう。

実家の処分にかかる費用

実家の片付け、売却、解体の費用について解説します。

実家の中の片付けの費用

物の量が多かったり、遠方に住んでいる場合は、不用品回収業者や遺品整理業者に依頼することも検討しましょう。
理想は立ち会うべきですが、鍵を預けることによって立ち会わなくても片付けてもらうことは可能です。

片付けを業者に依頼した場合、、一軒家なら20万円くらいは掛かります。
極端な例ですが、ゴミ屋敷のようにあまりにも物の量が多いと、倍以上の金額となります。

実家を売却するときに掛かる費用

実家を売却するときは、これらの費用が掛かります。

不動産仲介手数料
印紙税
抵当権抹消費用
譲渡所得税

この他にも、住宅ローンが残っている場合や、相続した場合でも発生する費用は変わってきます。
詳しくは仲介を依頼した不動産会社に確認しましょう。

実家の解体費用

実家を解体して土地を売却する場合は、解体費用が掛かります。

木造だと1坪あたり3~5万円ほど。
鉄骨造は1坪あたり5~7万円ほど。
鉄筋コンクリート造は6~8万円ほどとなることが多いです。

まとめ

実家を空き家にしておくのはおすすめできません。
たとえば、金銭的な負担が掛かったり、建物が傷みやすくなったりするからです。
意図せずしてトラブルに発展することもあります。

実家を処分する前に、事前に家族で話し合っておくことも大事です。
これからの人生をどうしていきたいのか、という目的を共有しましょう。

処分することが決まったら、不動産会社に依頼して買主を見つけてもらいましょう。
その地域に根差した地元の会社に依頼するのがおすすめです。

実家を処分するときは、売却費用や解体費用が掛かります。
家の中の片付け費用も物の量によっては意外と掛かります。

終活のコレカラ 一級ファイナンシャルプランニング技能士/終活カウンセラー

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