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離れて暮らす高齢の親の安否確認方法は?

離れて暮らす親も高齢となり、「耳が遠くなったな」「もの忘れがひどくなってきたような」と感じている人は多いと思います。両親が健在なうちはまだ良いですが、どちらかが亡くなり一人暮らしとなると家族の不安は増すことになります。
年に数回しか顔を合わせない状況では、普段の生活の様子や健康状態などを把握することは難しく、突然の怪我や病気に一人で対処できるのか心配になることでしょう。
この記事では、離れて暮らす親の安否を確認する方法や連絡が取れない時の対処法などについて解説します。

終活のコレカラ 一級ファイナンシャルプランニング技能士/終活カウンセラー

監修野中 利浩(のなか としひろ)

これから40年の間に40%へ近付くとも言われています。「人生100年時代」を幸せに暮らすために、ひとり一人に合ったご提案をして参りたいと思います。ご不安や心配ごとが解消するまで全力でサポートさせていただきます。どんな些細なことでも、まずはご相談ください。

高齢者の一人暮らしの現状

超高齢化社会となっている日本。高齢者と呼ばれる、65歳以上の人が総人口に占める割合は総務省の発表によると、2022年の時点で29.1%にまで増加しています。
高齢者の中でも一人で暮らしている人のことを「独居老人」といいます。かつては結婚した子ども夫婦と同居する二世代家族、さらに孫ができ三世代家族となるケースが多く見られました。時代の流れとともに核家族化が進み、就職や結婚を機に子どもたちは実家を離れ、親のみで暮らす世帯が多くなっています。
配偶者が亡くなることで独居老人となるわけですが、その数は年々増加しています。内閣府が公開した「令和3年版高齢社会白書」によれば、2015年に約593万人だった独居老人は、2040年には約896万人にまで増加すると予想されています。
独居老人の多くは「住み慣れた実家から離れたくない」「子どもに迷惑をかけたくない」などの理由から、今のままの生活を続けたいと思っているようです。
その一方、いずれやって来る健康面への不安や認知症に関する問題を抱えており、本人のみならず家族にとっても一人暮らしのリスクとなっています。

実家の安否を確認する方法

高齢の親を心配する理由として「病気やケガで倒れていないか」「交通事故にあっていないか」「認知症を発症していないか」「特殊詐欺などの犯罪被害にあっていないか」などが挙げられます。
頻繁に会いに行くのが難しい状況の中、無事に暮らしているか確認する手段として以下のような方法があります。
電話をかける
もっともオーソドックスな方法が電話による安否確認です。
電話の良い所は「手間がかからない」「直接話ができるので安心感がある」といった点です。
契約プランによっては無料で通話できるため、時間や料金を気にせず健康状態や困りごとの有無などについて話すことができます。

電話をかける

もっともオーソドックスな方法が電話による安否確認です。
電話の良い所は「手間がかからない」「直接話ができるので安心感がある」といった点です。
契約プランによっては無料で通話できるため、時間や料金を気にせず健康状態や困りごとの有無などについて話すことができます。

メールやSNSでやり取りする

メールやSNSを利用したやり取りも安否を確認する方法の1つです。
電話をかけるのをためらう深夜のような時間帯でも、文字での連絡であれば翌日に確認してもらうことができるため、気兼ねなく連絡することができます。
また画像や動画を送ることができるので、例えば地震の被害にあった時、ケガの程度や家屋の破損状況などを写真で送ってもらうことで、正確な情報を得ることが可能です。
ただし電話と比べると、受信に相手がすぐには気づかないことも多いため、緊急性においては欠けます。

民生委員にお願いする

民生委員とは、非常勤の地方公務員で、ボランティアでの活動により地域の社会福祉に携わっている方たちです。
民生委員の役割のひとつに、高齢者に対する見守りや声かけのための自宅訪問や電話連絡があります。
民生委員は一人当たりの担当地域が決められており、市町村の規模に応じて配置基準が決められています。町村であれば70~200世帯ごとに一人、人口10万人未満の市は120~280世帯ごとに一人、東京都区部や指定都市であれば220~440世帯ごとに一人といった割合で配置されています。
実家のある地域の民生委員が分からない場合は、役所の福祉課に問い合わせると教えてもらえます。

行政による見守りサービスを利用する

厚生労働省が推進する「地域包括ケアシステム」では、高齢者に対して住まい・医療・介護・介護予防・生活支援の5つの観点から自治体による様々な支援が行われています。
その中でも介護予防・生活支援の要素においては、高齢者に対する見守りや安否確認といった活動が取り入れられており、日常生活をサポートしてもらいながら安否確認を行ってもらうことができます。
多くの自治体で取り組まれているのが「配食サービス」や「乳酸菌飲料の配達サービス」「緊急通報装置の貸出」などです。
自宅にお弁当や飲料を届けるサービスでは、民間企業だけでなくボランティアやNPO法人などによって安否確認も兼ねて配達が行われます。
緊急通報装置とは、緊急時にボタンを押すだけでコールセンターにつながる電話機や無線ペンダントです。
高齢者の見守りを行うと共に、年に数回、安否確認の電話連絡を行ったりしています。

民間による見守りサービスを利用する

近年急速な勢いでサービスを拡大しているのが、民間企業による見守りサービスです。
主にセキュリティ会社や郵便局などがサービスの提供をしており、「訪問型」「センサー型」「電話・メール型」「カメラ型」「宅配型」といった様々な形があります。

訪問型

主に郵便局や電気・水道会社などが提供しているサービスです。
専任のスタッフが高齢者の自宅を訪れ、困りごとの相談や食事の状況などを聞き取り、訪問記録として離れて暮らす家族へ報告します。

センサー型

自宅のリビングやトイレ、浴室など部屋ごとに人感センサー機器を設置し、センサーが人の動きを感知すると家族のパソコンやスマートフォンなどに連絡が入るシステムです。
サービス提供会社が非常時と判断した場合には自宅まで駆けつけるサービスもあり、離れて暮らす家族は安心感が持てます。

電話・メール型

決まった時間に電話やメールが自動で高齢者のもとに届きます。電話の場合は音声案内の問いかけに対し、健康状態などをプッシュボタンで選択して返答します。
メールの場合は質問に対し返信するだけです。どちらも簡単な操作で済み、サービス利用料も安く設定されています。

カメラ型

自宅にカメラを設置し、離れて暮らす家族がパソコンやタブレット、スマートフォンで映像を確認できるサービスです。
ライブ映像はもちろんのこと、録画機能により過去の映像を確認することも可能です。セキュリティ会社が提供するサービスでは、緊急時の駆けつけ対応をしてくれることもあります。反面「いつも見張られている」といった窮屈さを感じることもあるようです。

宅配型

食材やお弁当、郵便物などの配達の際、配達員が健康状態などを確認する見守りサービスです。食事のメニューはカロリー計算された、高齢者が食べやすいよう調理された内容となっており、健康面でのサポートも兼ねているといえるでしょう。

実家と連絡が取れない時の対処法

「普段なら電話にすぐに出る時間帯なのに何度かけても出ない」
このような状況が発生すると、万が一のことが頭をよぎって冷静ではいられなくなることもあります。そのような場合、まずは落ち着くことがもっとも大切です。「旅行や食事など、出かける予定を聞いていなかったか」「最近、耳が遠くなったと感じていないか」など連絡が取れない理由を落ち着いて考えてみましょう。
それでもやはり安否が気になる場合は以下のような対処法があります。
・ご近所さんや近くの親戚に見に行ってもらう
・役所や民生委員に相談する
・賃貸物件であれば管理会社に相談する
・警察に連絡する
警察に連絡するのは110番ではなく、地域を管轄する警察署に電話する方がスムーズです。事件性があると判断すれば対応してもらえるでしょう。

まとめ

高齢者の一人暮らしには、様々なリスクがあります。普段から安否確認できる体制を整えておくことは、離れて暮らす家族にとっても安心材料となります。
自治体や民間の見守りサービスも多種多様なため、親と子の双方にとってベストな選択肢を見つけれるよう話し合うことが大切です。

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