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離れて暮らす高齢者の見守りサービス、種類と選ぶポイント、注意点は?

日本社会では少子高齢化と長寿化が急速に進んでいます。内閣府の資料によると、令和3年の65歳以上の人口が総人口に占める割合は28.9%で、この割合は今後も上昇が見込まれています。また、65歳以上の一人暮らしの高齢者は、男女ともに増加傾向にあります。

高齢の親と離れて暮らしている人も増えており、親の生活や健康に不安を感じている人も多いと思います。

そのような人にとって、心強い味方になってくれると考えられるのが「高齢者の見守りサービス」です。今回は、その種類と利用するサービスを選ぶ際のポイントや注意点などについて解説します。

終活のコレカラ 一級ファイナンシャルプランニング技能士/終活カウンセラー

監修野中 利浩(のなか としひろ)

これから40年の間に40%へ近付くとも言われています。「人生100年時代」を幸せに暮らすために、ひとり一人に合ったご提案をして参りたいと思います。ご不安や心配ごとが解消するまで全力でサポートさせていただきます。どんな些細なことでも、まずはご相談ください。

見守りサービスとは

高齢者の見守りサービスとは、離れて暮らす家族に代わって、高齢者を見守り、その暮らしの安全をサポートするものです。

常時監視、定期的な安否確認、安全確保、緊急時の駆けつけなど、高齢者の状況に合わせて利用できる多用なサービスがあります。

見守りサービスには、大きく分けて自治体によるものと民間によるものの二つがあります。民間による見守りサービスは、警備会社など様々な企業が提供しています。

見守りサービスは、介護保険の適用外とされており、介護レベルが低く、ある程度自立した生活ができる高齢者の利用に適しています。

見守りサービスが必要なケース

見守りサービスが必要なケースとしては、以下のような場合が考えられます。

犯罪に巻き込まれる心配がある

最近は、高齢者を標的とする特殊詐欺などの犯罪が多発しています。特に一人暮らしで、近くに相談できる人がいない場合は、そのような犯罪に巻き込まれるリスクが高いといえます。

自然災害発生への不安がある

日本は、地震、台風、豪雨・豪雪など自然災害の発生が多い国です。その中でも、特に災害発生の危険性が高い地域も多くあります。

健康面の不安がある

健康面に不安をかかえる高齢者は少なくありません。病気、転倒などによるケガ、認知症などで、生活が心配される場合もあります。

食事の準備や掃除などの生活面に不安がある

特に一人暮らしの高齢者では、炊事が面倒なために十分な食事をとらず、栄養失調になる人も多く見られます。また、清掃、片付け、洗濯などが滞り、衛生状態が保てなくなるなどの不安もあります。

人との付き合いが減り、引きこもるなどの不安がある

身近に知り合いがいない、日常的な会話の相手がいないなどの場合は、自宅にひきこもりがちで、心身の健康を害する可能性があります。

見守りサービスの種類

見守りサービスには主に次のような種類があります。

自治体によるサービス

自治体によるサービスを利用する場合は、地域包括支援センターや自治体の福祉関連窓口に相談します。地域包括支援センターでは、ケアマネージャーなど専門のスタッフが各種サポートの相談に応じてくれます。

自治体の支援サービスには、民生委員による安否確認、外出や金銭管理支援などがあります。また、買い物の代行、電球交換、清掃などの支援も受けられます。自治体と民間事業者が連携したサービスの提供もあります。

民間によるサービス

民間によるサービスとしては、カメラ型、センサー型、GPS型、訪問・宅配型、電話・メール型、通報・駆けつけ型などがあります。それぞれの見守りサービスの特徴について、以下で説明します。

●カメラ型
カメラ型の見守りサービスは、親の自宅の部屋などにカメラを設置し、離れた場所から映像で日常生活を確認するサービスです。
カメラ型のメリットは、親の生活状況をリアルタイムで知ることができる点です。一方で、監視状態に置かれることでプライバシーが守られにくく、親が嫌悪感を持ちやすい点がデメリットです。

●センサー型
センサー型の見守りは、センサー機器が、人の動きを感知して問題が発生した場合に知らせてくれるサービスです。センサー機器は、一般的にリビングルーム、浴室、トイレなどに設置し、24時間切れ目のない見守りができます。冷蔵庫の開閉のみをセンサーで感知して、異常を知らせてくれるサービスもあり、比較的安価で利用できます。
カメラ型とは異なり、プライバシーが守られやすいことがメリットです。

●GPS型
位置情報を得るために高齢者にGPSを携行してもらい、居場所を常時特定できるようにするサービスです。認知症による徘徊の危険がある高齢者では、特に有効なサービスと言えます。
GPSを常に携行する必要性や、プライバシーが守られにくいという点がデメリットです。

●訪問・宅配型
サービス提供会社のスタッフが、定期的に親の自宅を訪問するか、食材や弁当を宅配した際に安否確認を行うサービスです。人が訪問することで話すことができ、孤独感を軽減できるという点は大きなメリットです。
デメリットは、緊急時などの対応が難しい点です。また、人との接触を煩わしく感じる高齢者には不向きです。

●電話・メール型
サービス提供会社のスタッフが定期的に電話するか、自動で送られてくる電話に高齢者が回答することで安否確認を行うサービスです。
電話による対応のため対面より気軽に話しやすい点はメリットですが、顔色や外見上の変化はわかりません。また、難聴の高齢者には使いづらい点がデメリットです。

●通報・駆けつけ型
身体や生活面に問題が生じた場合に、通報装置のボタンを押すことで、サービス提供会社のスタッフが駆けつけてくれるサービスです。
緊急時に対応してもらえるのは、大きなメリットです。しかし、通報ボタンを常に持ち歩く必要があります。高齢者によっては、緊急時でも「自分で対応できる」と判断して、通報をためらうケースもあります。

見守りサービスを選ぶポイント

見守りサービスを選ぶ際に把握しておきたいポイントについて、以下で解説します。

親本人の意向や要望を尊重する

z親が抵抗なく受け入れられるのはどのようなサービスか、早めに話し合っておくことが大切です。カメラによる監視は受け入れられないなど、親の意見は尊重するべきです。

親の現状やニーズを把握する

親の健康や生活の状況次第で必要なサポートが変わるため、まずは親の現状やニーズを把握しておくことが大切です。そのうえで、24時間常時の見守りが必要か、緊急時のみの対応で十分かを判断します。

使い勝手のよさで選ぶ

高齢者でも容易に操作できる機器を用いたサービスを選ぶことが大切です。特に緊急時に操作する通報ボタンや通話ボタンなどは、操作が簡単であることが必須です。操作が難しいと、対応が遅れてしまうリスクがあります。

費用面の検討を十分行う

経済的に無理のない範囲で利用できるサービスを選ぶことが大切です。原則として、見守りサービスの利用は介護保険の適用外であり、費用は全額自己負担になります。ただし、自治体による見守りサービスでは、条件次第で無料になるか比較的k安価で利用できます。民間の見守りサービスを利用する場合は、複数の会社のサービス内容と費用を比較検討するようにしましょう。

見守りサービスを利用する際の注意点

親への押し付けになっていないか、親は嫌がっていないかなどに気を付けることも大切です。プライバシーの問題もあるため、サービスを利用する際は子ども側の都合だけで判断しないよう、事前に親と話し合うべきです。

サービス内容は多種多様です。各種サービスを内容や費用面から比較検討して、親子ともに負担を感じることが少ないサービスを選ぶことが大切です。また、できる限り親の普段の生活が変化することがないようなサービスを選ぶようにしましょう。 

見守りサービスは、あくまでも万が一に備えたものであり、日頃から電話をかけたり、定期的に帰省するなどしてコミュニケーションを心掛けることが大切です。

まとめ

見守りサービスにはさまざまな種類があります。親の状況や意向などを考慮しながら、家族で納得のいくサービスを選ぶことで、親子ともに安心して生活できるようになると考えられます。いざという時に慌てないためにも、自分の家庭の状況に合った見守りサービスの利用を、早めに検討してみてはいかがでしょうか。

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