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お墓の管理が難しくなった場合に便利な墓じまい代行とはどんなサービス?

年齢的な問題や後継者が居ないなど人によって理由は違いますが、墓じまいを検討する人達が増えています。

しかし実際に墓じまいをしようと決断をしても、手続きや方法などが分からず戸惑ってしまうことが多いかもしれません。

また墓じまいを自力で行うのは難しい一面が多いため、墓じまい代行サービスを利用するのも方法の1つです。

そこでこの記事では、墓じまい代行とはどのようなサービスなのかをご紹介していきます。

難しい手続きで悩んだり遠く離れた場所まで向かわずに墓じまいを済ませることが出来るため、参考になさってください。

終活のコレカラ 終活ライフケアプランナー

監修井坂 真紀子(いさか まきこ)

施設にご入居をご希望されるお客様には、最適なお住まいをお選びいただけるようご入居までしっかりとサポートいたします。おひとり様やご家族と離れてお暮らしの方、そのご家族様はご不安なお気持ちもあるかと思います。そのお気持ちに寄り添い、ご不安や心配ごとが解消するまで全力でサポートさせていただきます。どんな些細なことでも、まずはご相談ください。

墓じまいとは

墓じまいとは、自分が管理しているお墓の土地を更地の状態に戻してから、土地の所有者に返還することです。

先祖代々受け継いだお墓の場合でも、管理者はあくまでも墓石を建てる土地を借りているだけのため、所有者に土地を返還する義務があります。

そして土地を返還する際には借りる前の状態(更地)に戻す必要があるため、墓石の撤去・安置してある遺骨の取り出しなどを行います。

そして墓じまいを行う際には、土地の所有者への連絡だけでなく、石材店への依頼や会葬許可の申請など行政手続きが必要です。

墓じまい代行とはどのようなサービス?

墓じまい代行とは、先程ご紹介したお墓の管理者が行う手続きなどを代わりに行ったうえで、お墓のあった土地を更地にしてくれるサービスです。

墓石の撤去・解体を行う石材店への依頼はもちろんですが、必要な書類を揃えて提出するなども行ってくれます。

また、お墓に安置されていた遺骨の保管や新しい安置場所までの移送などのサービスを請け負っている業者もあります。

そしてお墓のある場所が遠いなどの場合でも、必要書類を郵送してくれるため、管理者が現地に向かう必要はありません。

つまり簡単にいえば、管理者がお墓を訪れなくても墓じまいを完了してくれるサービスともいえます。

代行できる内容

墓じまい代行サービスを利用した場合でも、管理者が行うべき全ての事柄を代行できるわけではありません。

業者が代行できる内容というのは、墓石の撤去・解体に関わる内容に限定されているため、主にこのような内容になっています。

墓じまいに関連する行政手続き代行

お墓のある市区町村の役所を訪れて、墓じまいに関連する書類の提出を行ってくれます。

市区町村が発行する「改葬許可証」がなければ、いくら自分の管理するお墓であっても、勝手に墓じまいをすることができないからです。

そのため、墓じまいなどに必要な行政手続きを引き受けてくれます。

そして「改葬許可証」を発行してもらうためには、改葬許可申請書・埋葬許可証・受入証明書などの書類を提出することが必須になっているため、それらの書類を揃えることもお願いできます。

ただし業者が代行できるのは、あくまでも手続きの代行のみですから、書類への記入は代行できません。

そのため記入が必要な書類に関しては、郵送などで送ってもらって返送するという工程が必要になります。

遺骨の取り出し作業

墓石の撤去・解体をする時に立ち会えない場合には、お墓の中に安置されている遺骨の取り出し作業を代行してもらうことができます。

遺骨が安置されたままの状態で墓じまいをすることは難しいため、遺骨を取り出して一時保管・管理者の元へ送り届ける等に対応してくれます。

墓石の撤去・解体の指示

実際に墓石の撤去や解体を行うのは石材店になるため、代行業者が石材店の手配をしてくれます。

管理者が自ら石材店を探したり依頼する必要はなく、代行業者が提携している石材店に墓石の撤去・解体の依頼をします。

そして墓石の撤去が済んだ後で、きちんと更地に戻っているかどうかの確認も怠りません。

納骨などの手続き

お墓に安置されていた遺骨の受け入れ先が決まっている場合には、その受け入れ先まで遺骨を届けて手続きなども代行してくれます。

必要書類への記入はできませんが、書類が揃っていれば納骨は代理でも対応可能の安置先も複数あります。

また新しい納骨先の紹介や相談に応じてくれる業者もあるため、安置先に困っている場合には、代行業者に聞いてみてください。

お墓の魂抜き(閉眼)

懇意にしている僧侶などが居ない場合には、代行業者が提携している寺院の僧侶を手配して、お墓の魂抜き(閉眼)も行ってくれます。

お墓を建てた時に魂入れ(開眼)が必要なのと同じで、墓石を撤去する際には、必ず魂抜き(閉眼)が必要だといわれています。

一般的には普段からお付き合いのあるお寺さんにお願いをしますが、菩提寺がない・遠い・違う宗派などの事情がある人達がいるかもしれません。

そういった場合でも対応できるように、僧侶との提携があるため安心です。

墓じまい代行利用の流れ

墓じまい代行を利用する際には、最初にお墓のある場所でも対応している業者を探すことが必須です。

住んでいる地域とお墓のある場所が同じ場合や近い場合であれば、地元の業者に依頼をしても問題はありません。

しかし、お墓のある場所が遠い場合には、地元の業者では対応できない場合があるため注意してください。

そして対応できる業者が見つかったら、このような流れで墓じまいを行うことになります。

①業者に問い合わせる

自分が望んでいる形での墓じまいに対応できるか、実際に業者に問い合わせてください。

対応エリアなどの問題もありますが、遺骨の取り出し作業や一時保管などに対応しているかどうかは業者次第になります。

つまり、墓石の撤去・解体や行政手続きなどの代行をしていても、僧侶の手配や遺骨の保管には対応していない業者もあるため、問い合わせて確認する必要があります。

②打ち合わせをする

対応エリアなどの確認が済んだら、実際に墓じまいに関する打ち合わせをすることになります。

どこの場所にあるお墓なのか・いつ頃作業を開始するのかなど、問い合わせた時よりも詳細な内容を確認します。

③現地調査の実施

代行業者が実際にお墓のある場所に出向き、立地条件やお墓の大きさなどの確認作業を行います。

墓石の撤去をする際に必要な重機が進入出来るかどうかなど、作業を行ううえで確認すべきことや、費用の計算をするためです。

ただし、最近ではお墓全体が確認できる写真があれば、現地調査を行わない業者もあるため、全ての業者が実施する工程とは限りません。

④墓じまいの見積もり

墓石の大きさや立地条件などを考慮したうえで、実際にどれくらいの費用が必要になるのかを提示してくれます。

提示された見積もりを確認して納得ができない場合には、次の段階には進まず違う業者を探してください。

⑤申し込み・依頼

提示された見積もりで納得できた場合には、実際に業者に墓じまいの申し込みを行って依頼をすることになります。

墓じまい代行にかかる費用

一般的な墓じまい代行にかかる費用は、約16万円~30万円程度になります。

代行を依頼する内容によっても費用は変動しますし、撤去する墓石の大きさや立地条件などによっても変動するため、費用に幅が生じてきます。

そのため、あくまでも目安の費用額だと捉えてください。

行政手続き代行:約4万円~
遺骨の取り出し作業~改葬先への納骨代行:約7万円~
遺骨の一時預かり代行:約1万円~
遺骨の移送代行:約2万円~(交通費は別途負担)

主な代行サービス費用は上記のようになっており、実際の費用額は依頼する業者によって若干の違いがあるのが現状です。

また最初にも触れたように撤去する墓石が大きければ、費用は膨らむかもしれません。




墓じまい代行を利用する際の注意点

面倒な手続きなどを代行してくれるサービスですが、利用する際には慎重に業者を選ぶことが大切です。

高めの費用設定をしているところも存在するため、悪質な業者に依頼をしないように注意してください。

また業者選び以外にも、墓じまい代行を利用するうえで注意すべき点は複数あります。

所有者への確認は必須

墓じまい代行業者に依頼をする前には、必ず土地の所有者に確認をするのを忘れないでください。

所有者が提携している・懇意にしている石材店などがあり、お墓を建てる時や撤去する際には指定がある可能性があるからです。

予め親族などには相談・報告しておく

管理者という立場ではないとしても、故人との縁がある親族への相談や報告は必要かもしれません。

墓じまいに関する手続きなどは代行業者が行なってくれますが、親族などへの報告や相談は代行してくれないため、トラブルを避けるためにも必要なことになります。

僧侶への相談や報告

菩提寺がある人達の場合には、僧侶への報告や相談をすることも忘れないでください。

永代供養をする場合などに菩提寺にお世話になる場合が多いため、事前に相談をすることが必要かもしれません。

まとめ

墓じまい代行というのは、管理者の代わりに行政手続きや石材店への依頼などを行ってくれるサービスになります。

代行サービスを利用すれば、石材店を自分で探す必要もなく、遠く離れた場所にあるお墓でも、現地に向かわずに墓じまいをすることも可能です。

しかし、墓じまいに関する内容でも代行できない部分もあるため、書類への記入や親族への相談・報告などは自分で行うように注意してください。

終活のコレカラ 終活ライフケアプランナー

監修井坂 真紀子(いさか まきこ)

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