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墓じまい後に散骨する方法は?流れやメリット・デメリットを解説

墓じまい後に散骨は可能なのか
結論から言うと、墓じまいをした後に散骨をすることは可能です。

少子高齢化による承継者不足や経済的負担など、様々な事情から散骨を検討している人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「散骨」についてメリット・デメリットを紹介しています。
また実際に散骨をしたい方に向けて、葬儀を行う際の流れについても簡単に解説しています。

終活のコレカラ 終活ライフケアプランナー

監修井坂 真紀子(いさか まきこ)

施設にご入居をご希望されるお客様には、最適なお住まいをお選びいただけるようご入居までしっかりとサポートいたします。おひとり様やご家族と離れてお暮らしの方、そのご家族様はご不安なお気持ちもあるかと思います。そのお気持ちに寄り添い、ご不安や心配ごとが解消するまで全力でサポートさせていただきます。どんな些細なことでも、まずはご相談ください。

散骨の種類

散骨には、海洋葬・森林葬・バルーン葬・宇宙葬といった4つの種類があります。

海洋葬

海洋葬とは、海に散骨方法です。一般的に散骨というとこちらを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
海洋葬では船で沖合まで出て、お骨を散らします。港湾、漁場、養殖場や海水浴場などから離れた場所でお骨を撒くため、45分から1時間半かけて沖合に向かいます。
沖合での海洋葬は、専門の業者を手配して行う必要があります。

森林葬

森林葬とは、山や森の中で行われる散骨のことです。山や森の中で粉末状にしたお骨を撒いて供養します。ただし陸地での散骨は、地権者や近隣住民に迷惑や被害が及ぶことも多く、あまり実施されていないというのが現状です。

バルーン葬

このバルーン葬では、お骨を気球に載せて成層圏まで飛ばし、そこで空中に撒いて供養します。バルーン葬を執り行うためには、10メートル以上の空き地が必要等様々な条件があります。バルーンを使用するという事からも専門の業者を手配して行う必要があります。

宇宙葬

宇宙葬は粉末状にしたお骨をカプセルに納めてロケットで打ち上げ、宇宙空間に散骨を指します。さらに宇宙葬には「大気圏葬」と「月面葬」の2種類があります。
宇宙散骨には2種類あり、流れ星供養ともいわれる「大気圏散骨」と「月面散骨」があります。
1つ目の大気圏葬では、最初に末状にしたお骨を納めたカプセルを人工衛星に搭載し、ロケットで打ち上げます。その後人工衛星は地球を周回したのち、大気圏に突入し、流れ星となって輝いて終わりを迎えます。

2つ目の月面葬では、お骨を納めたカプセルを月面まで運び、月に散骨となります。

散骨の際の注意点

主に森林葬を行う際の注意点になりますが、森林葬をしたお骨の上に少しでも土や葉っぱなどをかぶせてしまうと、それは埋蔵行為になり違法行為になってしまいます。充分に気をつけましょう。

散骨のメリット

今後お墓の負担がなくなる

お墓のお世話も管理費も不要になるので、その手間やお金から解放されます。
毎年のお墓参りからも解放されるため気持ちも楽になるのではないでしょうか。

費用を抑えられる

墓じまいをすることでお墓の管理費がなくなることに加えて、墓じまいを機にお寺の檀家も辞めることになりますのでお布施も用意せずにすむ事になります。

お骨を自然に還すことができる

骨壺の中に納めていたお骨を自然に還すことができます。人によっては、暗く狭いお墓の中の骨壺に保管するよりも広々とした自然に還すほうが良いと考える人もいるようです。

散骨のデメリット

散骨の最大のデメリットは、故人と対話出来る場所がなくなってしまう事です。
お墓を故人との対話をする対象として供養を行っているという事が出来るかと思います。

散骨までの流れ

次に墓じまいから散骨するまでの流れを順を追ってご紹介致します。

親族とお寺への相談

まずは、墓じまいと散骨について親族に相談して合意を得ます。お墓は個人の物でなく、親族にかかわる重要な物の一つになります。きちんと合意が得られるよう相談する事が必要になります。
また、当然ですが、今までお世話になっていたお寺への相談も必要になってきます。お墓を引き払い檀家をやめる事になりますので、檀家によって収入を得て経済的に支えられているお寺にとっては影響があります。
墓じまいせざるを得ない背景や今までの感謝をお伝えしながら、お寺への相談をします。

墓じまいに伴い墓石を撤去するための費用を石材店に確認する

墓じまいをすることが決まったら、墓石を石材店に墓石の撤去を依頼します。
作業費用の見積もりを依頼する事となります。
墓地の運営によっては既に業者が決まっていて自由に選ぶことができないケースもあります。まずは管理事務所に相談しましょう。
墓石を解体する際に、周辺の他のお墓を傷つけてしまうようなトラブルもあるようです。
解体の工事は墓石のプロである石材店に頼む事にしましょう。

散骨業者を決めて依頼する

石材店を決めたら、次は散骨業者を探します。
お骨を散布して供養するエリアやプラン、価格の希望に合う所をまずはネットで探してみましょう。

自治体に届け出を行う

墓じまいをするには、「改葬許可証」の発行を自治体に依頼する必要があります。
自分の自治体でどのような手続きが必要になるのか、まずは役所に相談してみましょう。
改葬許可が必要と言われた場合には、必要な書類を役所に提出する事となります。
必要になる書類についても自治体により違いがあります。
合わせて問い合わせて確認しましょう。

魂抜きの法要をする

墓じまいの際には、お骨を取り出す前に魂抜きという法要を行うことになります。
これは、故人の象徴であるお墓の関係を故人と切り離し、ただの石として撤去可能にするための法要となります。

お骨の取り出し

魂抜きの法要が終わり、お墓の機能を終えた後、お寺や霊園のスタッフにお骨の取り出しをお願いすることになります。

墓石を解体する

ここまでの事をすべて終えると、もうお墓としての機能は必要なくなります。
作業費用の見積もりを依頼した石材店にお墓の解体を依頼し、お墓の場所を更地にすることでお墓への最後の作業が終わりとなります。

業者への引き渡し

取り出したお骨を業者に引き渡し葬儀を依頼します。
業者によって対応手順や方法が異なってきますので、業者に確認をして対応を進めましょう。

お骨を乾燥・粉骨する

業者がお骨を粉末状に粉砕します。これを粉骨と呼びます。

散骨

粉骨が完了したら、散骨を行います。
遺族が自分でお骨を散布して供養する場合と、業者に完全にお願いするケースがあります。

まとめ

墓じまい、散骨、そしてそれらを行うにあたっての流れについて解説しました。
墓じまいをして散骨をすると、供養や墓守の負担から解放される一方で、お参りできる場所がなくなり寂しい気持ちになる人もいるようです。
また墓じまいや散骨を行う場合は親戚などの関係者と、納得するまで話し合うようにしましょう。

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監修井坂 真紀子(いさか まきこ)

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どんなことでも、お気軽にご相談ください。

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